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X-LIFE
「えっ!どこに行くの・・・・」




車を走らせた僕に嫁がたずねた


確かに車を走らせている方向は嫁の家とは
あきらかに違う方向だった


僕は答えた



「今日のデート楽しみにしてたんだ、
ただのデートの締めくくりだよ」

「時間だってまだ少しあるでしょ」

「ちゃんと時間は守るから付き合ってよ」


車を走らせて数十分少し小高い丘の上に着いた


車を止め嫁をおろし少し歩くとそれは見えた


そう・・ただの夜景



なにも話さず、ただただ夜景をジッとみた
時間にして2分ほど・・・


恐らく実際は5分~10分経っていたんだろう・・・


言葉をかけようとして・・やめて・・・
手を握ろうとして・・・やめて・・

話をしようとして・・・・はなせなくて・・
振り向かそうとして・・やめて・・


結局、真っすぐ夜景を見ている嫁を見ていた


「付き合ってくれてありがとうね、帰ろう」
「綺麗だったね」


車に戻ろうとして二人が振り返った時
偶然にも手と手がぶつかり僕はその手を
無意識に掴んだ



そしてゆっくりと引き寄せて体を抱きしめた











・・・・つもりだった





不自然にも嫁は僕を拒んだ
「やめて・・お願いだから」
「タバコの匂い嫌い・・・だから嫌だ」



嫁がタバコを嫌っているのは知っていた
だから嫁の前では吸わないし、もちろん
匂いにも気を使っていた

現時点でそんなに自分がタバコ臭いとも思えない


「近づく事を拒否された」


頭が真っ白になり全ての事がよぎる


「嫁は僕を拒否・・してない・・??」

「本当にタバコが嫌なだけ・・・?」



デートの締めくくりは寂しい結果になってしまった

僕はその場ではショックを受けながら笑っていただろう











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【2016/09/15 14:22 】 | 日記 | コメント(0) | トラックバック(0) | page top↑
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